2007春(2007/1-3月期終了アニメ)調査

今期も、アニメ調査室(仮): TVアニメに関する調査をしていますさんの所で終了作品の調査が行われています。というわけで今回も参加します。
ぶち長いので、改ページを入れます。
前回、前々回において、リストをフルに貼ったら、私が視聴していない作品のキーワードで検索して来てくださった方がいたので、今回は省略版で。*1

2007春調査(2007/1-3月期、終了アニメ、51+7作品)
F,A,C,S,z,A,z,C,z,D,
z,C,C,z,C,A,z,C,z,F,
z,A,z,z,z,x,C,z,z,A,
z,z,x,F,z,B,z,C,C,C,
C,C,F,B,B,x,B,x,z,S,
F,z,z,x,x,x,x,B

【評価基準】
S:とても良い
A:良い
B:まあ良い
C:普通
D:やや悪い
E:悪い
F:見切り、視聴はしたが中止
x:視聴なし、視聴中のため評価保留
z:視聴不可

{総評、寸評など}

  • S評価の作品
    今期終了の中でも最高級だったと思う作品です。
    • 04,武装錬金
      原作ファンの立場からして、最高水準でアニメ化していただいたといっていい作品です。10巻分の原作をうまく2クールに割る振って(一部オリジナルを入れて)うまく構築していたと思います。
    • 50,おねがいマイメロディ -くるくるシャッフル!-
      1年目よりはやや落ちましたが、それでもこのカオスな雰囲気とノリは只者ではありません。3年目は10分枠に縮んでしまいましたが、期待してます。
  • A評価の作品
    高い評価をしている作品です。
    • 02,妖逆門
    • 06,牙 -KIBA-
    • 22,デジモンセイバーズ
      一年ものには、全体通して高めというのは極まれ*2で、最初から最後までダメなものも当然ありますが、大半の作品は、最初悪くて上がって行くものと、最初は言いように見えて落ちていくものだったりするわけです。この3作品は、その最初ローから入って最後の方でハイにつき抜けた作品だと思います。序盤は今一な所も多かったのですが、それぞれ違う次期ですが、途中で盛り上がり始め、最後の方は見ていて良かったと思えるレベルになりました。
    • 16,ひだまりスケッチ
      新房監督+シャフトの組み合わせがうまく動いたパターンだと思います。中ネタの間を小ネタで埋める際のペースがちょうどいい塩梅で、まったり楽しめました。
      まあ、地上波放映分では作画が間に合わず「富士山」*3なんてのもありましたが、この作品のペースなら許容範囲かと。
    • 30,ヤマトナデシコ七変化
      キモおもしろいっていうのが全てです。
      ワタナベシンイチ監督作品はいつもそうですが、他の人の基準でやりすぎるくらいが標準ですね。キモさも悪趣味もここまでつきぬけると、ギャグとして本編のギャグをブーストしていい感じです。
  • B評価の作品
    平均より上の評価をしている作品です。
    • 36,ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!
      微妙に面白い、という感じ。
    • 44,すもももももも -地上最強のヨメ-
      前半クールだけならA評価でいいんですが、後半クールの前半(ややこしいな)の失速具合がマイナスです。最後の方で放送話数のため、最終エピソードが足早になったりして、微妙な感じ。トータルだと、Bかと。
    • 45,Master of Epic The Animation Age
      短編エピソードのオムニバスのため、総括しての評価は難しいです。
      ワラゲッチャーのシリーズがプロデューサーネタになってから失速したのが痛いです。それ以外のネタは、ありえないと思ったネタが実際のゲームで再現可能ということをネットで確認できたりして、なんでもありなMoEのゲームが伝わってくる感じがして、中々のものでした。
    • 47,がくえんゆーとぴあ まなびストレート!
      最初タイトルからしてまなびが主人公の物語かと思ってたんで構成に?を持っていたんですが、途中で、まなびによって変わっていく他の連中(特に光香)の物語なんだとわかって納得しました。そうやってみると良作だったと思います。
    • 58,コードギアス 反逆のルルーシュ(23話まで)
      ぶっちゃけ、プラス要素もマイナス要素も大量にあります。特に、放映期間内に終了できなかったのが痛いですね。
      しかし、マイナス要素が話の種として成立しており、マイナスをひっくりかえすだけの魅せ方ができているため、トータルでプラスだと思います。
  • C評価の作品
    ここにわけたものは、大きく二つに分類されます。可もなく不可もないので普通という作品と、いい所と悪い所が両方あってプラスマイナスして普通の評価というやつです。
    • 03,蒼天の拳
    • 12,ゴーストハント
    • 15,NARUTO -ナルト-
    • 18,月面兎兵器ミーナ
    • 27,おとぎ銃士 赤ずきん
    • 39,金色のコルダ -Primo Passo-
    • 40,ときめきメモリアル Only Love
    • 41,銀河鉄道物語 -永遠への分岐点-
    • 42,ふたりはプリキュア Splash Star
      以上9作品は、可もなく不可もなく、普通に娯楽として最後まで見ていた作品です。個別に語ると長くなりますので、省略します。
    • 08,RED GARDEN
      いろんな意味で意欲作なんですが、全体の構成に失敗したように見えるのが評価の難しい所です。終盤、いきなり話が足早になって、あれよあれよと言う間に終わってしまいました。これが、テレビ朝日による放送話数短縮のためなのか、製作会社の構成ミスなのかがわかりかねます。しかし、キャラの作りこみと見せ方はみごとでいた。プラスマイナスして平均ということで。
    • 13,天保異聞 妖奇士
      いろんな意味で問題作かと。
    • 38,ファイテンション☆デパート
      複数の小作品をバラエティでつないだものですが、バラエティ部分が足を引っ張ってます。小作品に関しては、それぞれ方向性がバラバラで、作品の出来もバラバラでした。とりあえず、土管くんとアームズラリーはA評価をつけてもいい位ですが、全部トータルだと平均的かなというところで。
  • D評価の作品
    E評価に値するものは、見切り=F評価になってしまうので、最後まで視聴した中では最低ランクになります。
    • 10,ネギま!?(2期)
      なんというか、原作はアニメ化が無塚しい作品だと思います。
      1期の時は原作ネタを使いこなせず、今期は原作から離れるように原作者の指示があったため離れて見た結果キャラクターの多さの前にグダグダになってしまった感があります。
      新房監督の過去の作品からして、中ネタの間を小ネタでつないでいくのは得意なはずなんですが、キャラの多さとカードを全て使うという情報量過多の前に成り立たなくなってしまったのかと思われます。
  • x評価の作品
    2作品ほど最初の数話見たまま録画データが積み状態になってます。時間が取れたらみたいのですが、新番組も始まってしまって…

*1:{総評、寸評}の番組名の前の数字は、リストの何番目かという数字です。

*2:まあ、マイメロとかがあったわけですが

*3:銭湯シーンで、背景に「富士山」とでっかく字か書いてあった。衛星波放映ではちゃんと富士山の絵がかいてあったそうで。