夏期終了番組の感想
今期終了したアニメ・特撮で、継続して見ていたのは5本です。
- THE FROGMAN SHOW
春期の新番組の中で、個人的に3大ヒットした番組の一つです。*1
この手の話芸系の作品っていうのは、製作者や出演者のセンスが面白さの大部分というのがよくわかる作品でした。絵をみるかぎり、作画系の評価は不能といっていいフラッシュアニメですし。
この面白さの方向は、あえて言うなら自作紙芝居師が一番近いかも。絵から出演からをセンスのある人がひとりでやることで、歯車が完全にかみ合った話芸が見られました。
- プリンセス・プリンセス
女装アニメ。
昨日の記事で、後番組の実写版に絶望したことを書いたわけですが、こっちのアニメ版の方は面白かったです。
「女装」というネタをひっぱるためには、アニメでは美しく描くのもギャグにするのも可能ですが、実写だとよほどのことが無い限りギャグに持っていくしかないわけで、そういった意味でアニメの方がこの作品を表現するのには向いていたんじゃないかと。
私は知人に女装趣味の人がいたので、女装そのものには悪感情がほとんどないんですが、それでもさすがに美しく表現するには、素養が必要なわけで…
いかん、アニメじゃなくて実写の方の話になっている。
アニメ版の方は、女装というネタをもちながら、同性愛とかには走らず、いい感じの友情や家族愛を描いていて、好感がもてました。
- 獣王星
まだ最後の2話を見てないんです。
つい、後回しに…
- リングにかけろ1日米決戦編
時々起こるリバイバルブーム。ここのところ、ジャンプ黄金期の作品に関するリバイバルが流行っているみたいで、そんなのの一つ。
原作は懐かしい作品ですし、今期は日米編の所を(水増しして)放映していたものなので、楽しめました。保存しておこうとかは思わなかったんですが。
水増し分も、まあ、この対戦相手ならやりそうなことの範囲で、試合結果には結局なにも影響を与えなかったんで、*2こんなものではないかと。
- セイザーX
3クールの特撮というか、3年近く続いた超星神3部作の最終作。
まぬけなイメージとシリアスな部分とがいい具合に混じった作品で、〆にはよかったのではないかと。